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人文社会科学研究科の紹介

人文社会科学研究科(修士課程)は、愛媛地域における文系の拠点大学院として、高度な専門知識と研究遂行能力を有し、地域社会が抱える課題を解決へと導くことができる能力を持つ人材を養成します。
本研究科は、法文学専攻と産業システム創成専攻の2専攻から構成されています。法文学専攻は、設立母体である法文学研究科がこれまで培ってきた教育研究資源を活用し、さらなる機能強化を図ることを目的としています。産業システム創成専攻は、近年特に社会的ニーズの高い、地域産業の持続可能な発展に寄与できる高度専門職業人の養成を目的としています。

教育研究の目的

人文社会科学研究科は、共通した教育目標のもとで、①普遍的な理論・技能と高い汎用性をもつ研究能力の養成に比重をおく法文学専攻と、②実社会の課題解決へアプローチできる実践的研究能力の養成に比重をおく産業システム創成専攻という、2つの専攻の特色を活かした教育課程を編成することで、学生の多様なキャリア形成に応じる教育研究を展開します。
法文学専攻と産業システム創成専攻は、教育研究の対象となる学問分野のほか、教育内容や教育方法に関連して、教育課程がそれぞれ独自に編成されています。
法文学専攻は、法学・政治学、人文学を主な対象領域とします。法学コースと人文学コースという2つのコースから構成され、人文社会科学の一般理論・技能と高い汎用性をもつ研究能力の養成を目的としています。
産業システム創成専攻は、経済・経営学および産業に関わる環境・資源の学問領域を対象とします。経済・経営コースと環境・資源マネジメントコースという2つのコースから構成され、実社会の課題解決にアプローチできる実践的研究能力の養成を目的としています。

沿革

1981(昭和56)年4月法学研究科法学専攻設置
1998(平成10)年4月法文学研究科総合法政策専攻設置
法文学研究科人文科学専攻設置
2020(令和2)年4月人文社会科学研究科法文学専攻設置
人文社会科学研究科産業システム創成専攻設置