法文学専攻

法文学専攻の紹介

法文学専攻では、法学・政治学または人文学における研究領域の普遍的な理論を学び、俯瞰的思考力に基づいた高い汎用性をもつ研究能力を養成します。

法文学専攻には、法学コースと人文学コースがあります。法学と人文学は、私たちの社会を支えている価値や、それらを基礎づけている役割・機能などを探究する学問分野です。法学理論と技能を修得した上で実務や実践的課題に即したリーガル・マインドを涵養する法学と、各研究領域の理論やフィールドワーク、言語能力などのリテラシーを培った上で、文化や社会を深く見据える力を涵養する人文学は、総じてグランドセオリーに習熟した上で研究遂行能力を身につける学問的な特徴を有しています。

カリキュラムの特徴

法文学専攻では、このような学問的な特徴を活かすべく、2単位科目を中心とするカリキュラムを編成し、高い汎用性をもつ実践的な研究能力を身につける教育研究を展開します。時間をかけてより着実に専門分野の基礎を学修することで、普遍的な理論と俯瞰的思考力に基づいて社会に伏在する価値を見出す、高度専門職業人や高度な知的資源をもつ人間を養成することがその目的です。
また、研究科基礎科目や他コース・他専攻の科目履修を通じて学際的視座を養うとともに、インターンシップなどキャリア形成科目を履修することで、学生の修了後の進路を見据えた教育を行います。

コース紹介と授与される学位

法学コース

法学コースには、法学分野と政治学分野があります。法学コースでは、政策立案に活かせる実践的知識を構築してゆくことを主眼に、地域社会で中核的な役割を担う人材を養成します。また、学問的裏付けのある統合的な実践知を備え、新たな社会的問題に率先躬行して対応できる人材を養成します。課程修了に際しては、修士(法学)を授与します。

人文学コース

人文学コースには、人間文化分野と言語文化分野があります。人文学コースでは、他者との対話を通じて新たな社会的価値を提案できる人材を養成します。また、地域の人文学研究を牽引する実践的な研究能力の養成に務めながら、多様な価値観をもつ人間が共生する社会の実現に寄与する人材を養成します。課程修了に際しては、修士(人文学)を授与します。

法文学専攻の3つのポリシー