教育・研究

人文社会科学研究科では、学生の学修段階に応じて、2年次開始時の「構想発表会」、2年次後学期開始時の「中間発表会」を実施するとともに、課程修了時には「公開成果発表会」を開催しています。修士論文(又は特定の課題についての研究成果であるリサーチペーパー)の提出へと繋げるリサーチワークの充実を図りながら、教育・研究の成果を学内外に広く発信することが目的です。

修士論文題目一覧

2023(令和5)年度修了

法文学専攻

氏名論文題目
松井 慶子技能実習生及び特定技能外国人と「スキルの習得」
―愛媛県の造船業の事例をもとに―
張 淼中国における戸籍制度が流動女性の出産と労働力参加に与える影響
小泉 柚乃大名華族家の資料空間論的研究
竹中 義顕アジア・太平洋戦争における陸海軍幹部の大量募集
松澤 樹生古代日本における箱形製鉄炉の技術とその伝播に関する研究
矢原 愛里日・英語間の広告翻訳における翻訳者の役割と創造性
BOUZOURENE SAMY西・中部ヨーロッパの初期鉄器時代に関する基礎的研究

産業システム創成専攻

氏名論文題目
胡 黄卉フードバリューチェーンに基づく農産品ブランド構築に関する研究
―愛媛県の柑橘「紅まどんな」を中心に―
岡藤 智秋マスターズ選手におけるスポーツ傷害の現状と課題に関する研究
高田 祐希愛媛県西予市周木地区における地域づくり組織の変遷と将来展望
松島 哲ルカス放置林における森林再生の必要性と実施主体に関する研究
-久万高原町の事例より-
村上 太一理解の形式プロトコルに着目した間主観性の形成に関する研究
渡邉 洋心愛媛県松山市久谷地区における「お接待」を活用した地域づくり活動の展開と宗教文化の地域資源化

2022(令和4)年度修了

法文学専攻

氏名論文題目
SARR MARIEMEAborted Dreams of Women Empowerment in Agriculture:The Case of PAF/AgriFeD in Senegal
松原 文子日本語における単一格助詞「に」を有する複合助詞「~にしたがって」「~につれて」「~にともなって」の形態・統語・意味論的研究
坂井 彪宝剣説話の志向性とその変遷に関する研究-『太平記』を中心に-
東雲 真弥嘉西南諸藩における尊王攘夷運動-土佐藩・久留米藩を素材として-

産業システム創成専攻

氏名論文題目
吉見 花奈時間選好とリスク選好の関連に関する研究
吴 瀚日中不動産市場の過熱現象の比較分析
谢 柳シェアエリアを用いたクール便共同配送の効率化に関する研究
井上 公徳災害の妖怪的説明が災害意識に及ぼす影響についての実験的検討
中川 陸高齢者における各種身体活動から筋力トレーニングへの等時間の置き換えと膝伸展力との関連性:横断研究
尾崎 真由平成30年7月豪雨における被災者の生活再建に関する研究:愛媛県宇和島市吉田町の事例
増田 千哉愛媛県における空き家発生と地域特性との関連性の分析
山本 峻志松山市河川における水生昆虫のハビタットモデルを用いた生息動態分析

人文科学専攻

氏名論文題目
吉田 拓矢ヴァイマル共和国における「戦時青少年世代」の戦争観-『西部戦線異状なし』の受容を手がかりとして-

2021(令和3)年度修了

法文学専攻

氏名論文題目
齋藤 陸日ソ国交回復交渉期における『北方領土』問題の再検討―北海道および根室の領土返還要求運動からの一考察―
MATEEN SOFIABuilding of Peace Stupa:Fujii Nichidatsu’s Engaged Buddhist Movement
GONNEAUD QUENTIN THOMASInteractions between Japan’s foreign policy and trends in the international community:「Shifts of the Self-Defense force」
佐々木 紫帆近世後期下北半島における辺境と越境の歴史
仙波 瑞基近世期における方言資料の日本語学的研究―『物類称呼』を中心に―

産業システム創成専攻

氏名論文題目
張 琪選択実験を用いた日中地方大学生の就職意識の比較について
大政 進平中学3年間における時間的展望の変遷に対する地域連携型キャリア教育の効果
高尾 優太保護枠組みが重複した国立公園の管理運営のあり方
古谷 華穂ポスト資本主義における小商いの役割~持続的な地域資源の利活用に着目して~
NAY YEE LINミャンマーの防災拠点として寺院の活用可能性に関する研究

総合法政策専攻

氏名論文題目
森 かおり医療的ケアに従事する介護職員等の労働環境整備に関する政策的課題と展望
~介護職・医療職等へのアンケート調査及び聞き取り調査を基礎として~

人文科学専攻

氏名論文題目
出来谷 勇カント倫理思想の研究
青木 聡志伊予における古代~中世土器の基礎的研究―在地土器の変容とその背景―
原田 健史芭蕉と木因―「鳶の評論」の再検討―
平井 清貴近世日本における製糖史の研究―国産砂糖誕生の黎明 土佐、尾張藩製糖業の消長を中心に―

2020(令和2)年度修了

総合法政策専攻

氏名論文題目
芦澤 美佐子ハンナ・アーレント『活動的生』を読む
―『人間の条件』への増補に着眼して―
秀野 博子日本国籍を有しない居住者の相続税法上の取扱い
―納税義務者制度の変遷及び国際的な二重課税の分析を通して―
一杉 奈津加生命保険運用益に係る課税繰延への対応―金融資産に対する中立的な税制の構築―
檜垣 宏太営利的言論法理をめぐる内容規制と経済規制プログラムの綱引き―Sorrell v.IMS Health判決を手懸りに
GARCIA RAMIREZ DANIELTHE HISTORY OF IMPRISONMENT PRACTICES IN COSTA RICAN LAW
MENGUE M’EFOUE SANDRINECollaboration between the Government of Gabon and local Civil Society in addressing the Crisis of COVID19
周 美彤中国における高齢者介護サービスの現状と課題
文 明ネット通信販売と伝統的小売業の発展について―中国と日本の比較をもとに―

人文科学専攻

氏名論文題目
鄭 宗鎬韓半島における鉄製農工具の普及過程に関する研究―初期鉄器時代~原三国時代を中心に―
大成 千咲サマーセット・モームの短編小説研究
髙市 諾美飲酒詩から考察する李白の詩的表現の特徴とその原因―陶淵明・杜甫と対比して―
吉本 早希日本のポピュラーソングの英語カヴァーにみる訳詞の限界と可能性
徐 璐瑶日本語と中国語における数量表現の対照言語学的研究
馬 赤嬰黄河中流域における先史時代磨製石斧の基礎的研究

2019(令和元)年度修了(法文学研究科)

総合法政策専攻

氏名論文題目
石原 繁認可地縁団体が経営する墓地と集落墓地との比較研究
荻田 采果民事訴訟における不当提訴の規制―SLAPP訴訟への対応を契機に―
王鑫日本におけるキャッシュレス決済の現状と課題―取引費用概念を用いた他国との比較を通じて―
夏沁怡企業ポイント制度における会計処理のありかた―新たな付与形態別会計処理の究明―
肖琳中国と日本におけるキャッシュレス化の現状と課題

人文科学専攻

氏名論文題目
長田 哲明王陽明の工夫論について
木内 友美『太平記』における「三国志」享受論―『三国志演義』流入の可能性―
品川 愛古墳時代開始期前後の西日本における食器組成の地域色に関する研究
鈴木 あかり幕末維新期における大名と家臣団をめぐる構図
渡部 公則現代社会の技術への向き合い方に関する哲学・倫理学的考察―ハイデガーとフェルベークの技術論を手掛かりにして―